2019年12月3日火曜日

ジャーマンビーチからガムリス島をのぞむ

こんにちは!橋蔵です。今日ご紹介させて頂く一枚の写真は「ジャーマンビーチからガムリス島をのぞむ」2019年8月16日に撮影されたものです。この美しいビーチは大潮の頃にジャーマンチャネルの北側に現れます。パラオでの大潮時の潮位差はとても大きく満潮時は6フィート 干潮時にはなんとマイナス0.3フィートほどになります。年間を通じて満月・新月の頃にはいつでも見られるかというとそうではなく特に潮位差の大きい季節だけのスペシャルとなります。

この極めて珍しいビーチは干潮の時間帯のみに現れる為に、夜中に干潮がくる潮回りでは見られないということになります。正午から午後の早い時間帯は太陽光線も神がかりの美しさ。まさに南の島という力強い光線が降り注ぎます。

①潮位差が特に大きい季節であること②大潮であること③昼頃に干潮を迎える日であること。④快晴であること。この4つが重なる瞬間にこの神がかりな風景が見られるということになります。


後方に写っている島はガムリス島です。ガムリス島の南西端はブルーコーナーと呼ばれる地球を代表するダイビングポイントです。古代よりこの島はコロール州の大酋長の所有であったことを踏まえると古代パラオ人にとっても大切な島の一つであったと思われます。古代パラオ人もカヌーに乗ってこの場所へ訪れこの風景を見ていたのでしょうか。




クルーズコントロールには「プロジェクトアース」という地球に生きていたらこれは見て頂きたい。というイレズミフエダイの大産卵など7種類の貴重な生態シーンをシリーズ化した企画があります。産卵日は早朝の時間に満潮を迎える大潮ですので、その日は昼頃に干潮になります。「バラフエダイの大産卵と幻のビーチ」というプランが可能ですね。


さて、この珍しいビーチについて調べている際に気づいたことを書いて終わりたいと思います。googleで「ジャーマンビーチ」「german beach」と検索した結果 どちらも1件しか該当がありませんでした。google上でも珍しいようです。そして検索された下記のYou Tubeは必見です。4K 360°でジャーマンビーチがみられます。iphoneやPCで視点を変えながら360°のジャーマンビーチをで楽しんで下さい。

https://youtu.be/2a3Q_YimDxQ


橋ノ本橋蔵




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