2020年2月26日水曜日

タコの儚い一生

まいどです~!


今日はいいお天気でまたこんがり焼けちゃいました。
お客様も皆さんまっかっかです^^;パラオの紫外線は日本の7倍といわれていますのでお気を付けください~!!

そうそう、少し前からパラオで使える日焼け止めの店頭販売を始めました。
こちらへ来てから買いたい方はお店でお求めいただけますのでご安心ください^^
Chihiroです。


今日はボート2杯でゲメリス方面へ!

1、ジャーマンチャネル
2、ブルーコーナー/ブルーホール
3、ブル―コーナー
16ノット 北東風(少しだけ弱まったかな?!という感じです)
水温27℃


最近は日中がずっと下げ潮の潮周りだったのでなかなか行けなかったのですが1本目、ぎりぎりを狙ってジャーマンチャネルへ!!
下げ潮が入っていましたがなんとかクリーニングマンタ1枚見られました^^


ちか~い!!
今日しばらくクリーニングしてくれたのはBiancaちゃん。ありがとう。




さて、2・3本目はブルーコーナーです!
魚影は裏切らず最高だったので、今日は別のお話をしたいと思います。
たまたまフッキング中に足元で見つけたタコのお話。
やはり私は大阪人なのでタコには興味津々な訳ですが、なんと今日はタコの交尾を見ました。

2匹のタコがいて、大きい方のタコ(オス)がスススススーっと小さい方のタコ(メス)の方へ近寄っていき、




手(脚)を伸ばしてきました!!!




そう、これがタコの交尾ってやつです。
オスのタコは吸盤のない手(交接腕という)を伸ばしてメスに精子の入った精包を受け渡します。


ここまではよく見る交尾のシーンですがこの後がタコってすごく儚いんです。

なんとタコにとって交尾は一生に一度なのです。
オスはメスへ精子を渡した後は力尽きてそのままその生涯を終え、そのあと卵を受け取ったメスはその卵を命がけで世話するのです。
巣穴の中に卵を産み付けて孵化するまでの約1か月、大事に大事に新鮮な水を送り、ゴミをとったりしてあげて片時も離れることなく育てます。もちろんその間自分は飲まず食わず。
外敵が来れば立ち向かっていき、産まれる時まで力を振り絞って戦うのです。

そして、卵が孵化する時がきたら母ダコは卵膜に水を吹きかけて卵を破って子供たちが外に出るのを助けてあげるとも言われています。
そうして子供たちの旅立ちを見届けた後、母ダコは力尽きて最期を迎えるのだそうです。



なんとも衝撃のタコの一生。タコの見る目が変わりました。
タコには優しくしましょうね。


最期、エキジットはギンガメアジに囲まれながらでした。





帰り道のジャーマンチャネルではまたマンタが1枚泳いでいましたが今日はジャンプせず。
そう毎日見れるものではないですね^^;





さて、明日は最終日の方たちと早朝ダイビング、レギュラー便は1杯です!
ありがとうございました。

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