2019年7月14日日曜日

本日は閉店なり~。

皆さん、こんにちは。
Tetsuです。


本日は熱帯低気圧の強風の影響で、全ダイビングがキャンセルとなりました。
ダイビングを予定されておられましたお客様、誠に申し訳ございません。
ダイビングツアーを行うにあたり、安全を確保することが非常に困難との判断によるものです。
ご理解、ご了承を頂きまして大変恐縮に存じます。


それでは、7月14日の海ログ???です。
海に入っていませんが、今日は「ハナダイ・ハナゴイ」についてチョットだけお話をいたします。


すでに皆さんもご存じのように、一般的にハナダイ・ハナゴイの種は、一匹のオスに対して複数のメスが群がるハーレムを作って生活をしています。
なんとも羨ましいお話で・・・。(#^^#)


ハーレム内で生活していくうえで、オスはできるだけ体が大きい方が有利なのです。


理由は・・・・・・


体の大きいオスは、より多くのメスを獲得できるので、自分の子孫を多く残せるためです。
ということは、体の小さなオスはメスを獲得することができずに、自分の子孫を残す事ができません。


そして実は、このハナダイ・ハナゴイは性転換をする種としても有名です。


例えば、そのハーレムのオスが食べられたとか、他のメスと駆落ちしたとか  Σ(゚Д゚)
家出をしたとかでいなくなった場合に、残ったメスの中から体が大きく、気の強いメスが性転換を始めます。
徐々に体色や行動パターンがオス化していき、だいたい2~3週間程度で性転換を完了させるのです。
その頃には、卵巣が精巣に切り換わっており、生殖が可能になるのです。
よく見てみると、性転換中のメスを見かけることがあります。
いわゆるそれは「おネエ」??さん「おなべ」??さんになるのでしょうか?
性転換を完了させれば、「トランスジェンダー」になるのでしょうね。


群れているのをよく観察してみると、何やらオスがメスにアタックしています。
それには二つ理由があるようです。
一つは、オスが発情しちゃってメスにちょっかいを出す求愛のため。
もう一つは、メスが性転換しないように健在ぶりをアピールするためのアタック
と言われています。


色々とお話してきましたが、実際のダイビングで今回の話を思い出しながら潜って頂くと、より楽しみ方も増えるのではないかと思います。


最後までお付き合いありがとうございました。

Tetsu

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