2015年8月20日木曜日

ニードルスパインコーラルゴビー

今日はお休みですが、便乗させていただいて海へ。


ついつい、極小幼魚に目がいってしまい
気が付くと、カメラのデータは赤ちゃん特集。

極小オドリハゼがツボでした。
砂粒サイズ・・・。
共生のエビも極小でした(´艸`*)


はぁ。


自分だけで潜ると、更に
趣味が露呈してしまいますね(*´з`)

楽しすぎ。。。(笑)







内湾で、ニードルスパインコーラルゴビーを撮ってきました。


パラオの固有のコバンハゼの仲間です。


近づくと、サンゴの間に隠れてしまい
全身をバシッと撮影することが難しいことが多いニードルさん。


今日はやたら出てくれまして。


第一背びれが、針のようにシュイーンと伸長するのが特徴。

お腹、ポンポコリン!!
卵を産み付ける直前のお母さんのようです。




この子、黒っぽい子とずーっと一緒に

イチャイチャ

イチャイチャ

ピント合わなかった・・・
けど、イチャイチャ証拠写真ってことで。。。




黒君が移動すると、黄色ちゃんも、ぴったいついていきます。
サンゴを移動しつつ、どうやらお気に入りの卵産み付け場所を探している様子

オスが、サンゴをガジガジして、メスが卵を産み付けられるように準備をします

そこに、メスが卵を産み付け
オスは精子をかけて、孵化するまでそばに寄り添ってお世話をします。




それにしても、ニードルさんのオスの婚姻色が
こんなに黒くなるなんて、今まで知らなかった・・・
顔周りは、黄色くて通常時の面影がありますねぇ。

なんだかこの顔、ちょっと微笑んでいるみたいでコワイ(笑)
ニヤリ。




このあたりでよく見られる黒っぽいコバンハゼの仲間は、他に
イチモンジコバンハゼやマルーンコーラルゴビーがいますが


イチモンジコバンハゼは、真っ黒ですがここまで背びれが伸長しません

マルーンコーラルゴビーは形が似ていますが、
目を通るようにラインが入ります。







ちなみに、この子はおチビちゃん。
色は黄色っぽいですが
イチモンジコバンハゼによく似ていますねぇ。


棲んでいるサンゴが同じなので、ニードルのチビちゃんだと思われます。
かわいいー。
まだ、背びれの尖り具合が控えめ♪
顔周りと目の周りの模様もキュート!



さてさて。

この後は、卵のお世話をする子たちもチェックしないとね。




生態行動、婚姻色や成長段階による色味の変化・・・
同じ魚でもこんなに違うなんて。面白いですねぇ。

しみじみ。

まだまだ知らないことだらけ。
近場でも、新しい発見ばかりです。


明日は何を発見するのかな~♪楽しみ楽しみ!


Nozomi

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