2021年2月20日土曜日

ツノダシ群 VS シャーク群

皆さん、こんにちは!

Tetsuです。


今日は、先月撃沈したツノダシ群のリベンジです!

さぁーて、いってみましょう!


1:ジャーマンチャネル

2:ブル―コーナー

3:ブル―コーナー


ジャーマンチャネルは弱い上げ潮で入り、マンタを探すも一切姿を現さず。((+_+))

でも他は魚影濃く、上層には結構な数のマダラタルミが群れ、水底付近にはホウセキキントキがたくさん群れていました。サメも多かったですよ!

先日見られていたメアジ群の数が激減していました。おそらくサメに食べられたか、どこかへ移動したかでしょう。彼らはギンガメアジに紛れて、あたかもカムフラージュしているかのようでした。

それにしても、あれだけ見られていたマンタは何処へ?!


ブル―コーナー2本立てです!

ギンガメアジ群やブラックフィンバラクーダ群等を一通り見た後、リーフ尖端に到着。

いました、いました!

ツノダシの群れです!

数にするとおよそ400匹くらいはいるでしょう!先月と比較すると雲泥の差です!(;^ω^)

これは群れの一部です。FBに動画等アップしているのでご覧ください!


多数のグレイリーフシャークがツノダシの群れに付きまとい、ツノダシが産卵するために沖へ出るチャンスをうかがっているようです。

ツノダシが沖へ出ると身を隠すサンゴ等のリーフが一切ないため、ツノダシは完全無防備状態になるのです。その瞬間こそがサメにとって捕食チャンスなのです!Σ(゚Д゚)

イメージ的には、サメは首にナプキンを掛けてナイフとフォークを持ち、食事のチャンスを待っているようなもんですね!笑


そのツノダシ群に付きまとうサメ以外にも、リーフ尖端からちょっとだけ離れた所に、もの凄い数のグレイリーフシャークがウジャウジャいました!Σ(゚Д゚)

数にして100匹くらいはいたでしょう!ウジャウジャという表現が一番しっくりくるくらい密にたむろしていましたよ。(^^♪



3本目が一番良かった!

リーフ尖端に群れているツノダシ群の一部、約100匹がなんと!!

産卵のために沖出しをしたのです!!!!!!!Σ(゚Д゚)

ツノダシ群がフワフワと上下左右に移動して水面へ向かい、その後をサメがゆっくり付いて行く。このシーンを見られる事は「超激レア」なことですよ!(^^)!

産卵シーンは見られませんでしたが、水面へ向かう様子の動画をFBにアップしています!

その後、双方がどうなったか分かりません。彼らの移動スピードが速すぎて追いかけられず。。。ツノダシがサメに食べられるのは間違いないのですが、産卵後だと良いな。。。


ツノダシは産卵のために沖へ出ます。おそらくこれは他の魚に卵を食べられない為と潮に乗せて遠くへ運んでもらう為(未だ謎で解明されていない)とも言われていますが、その分サメに狙われ易くなるのです。

ゆえに、産卵後はリーフへ戻って来られる個体数は僅か、または無し。

命懸けの産卵なのです。

ミヤコテングハギも同様です。これはツノダシの後に見られます。


そしてなんと!!グレートハンマーヘッドが出ました!!!

しかも4匹!!! 2匹ずつ横並びに深場をゆっくり泳いでいて、その内1匹が子供でしょう、二回り小さかったです。これまた大興奮!!

遠くから動画を取ったお客様がいらっしゃるので、後日もらう予定です。映っているといいなー。


そしてこのダイブの締めをくくるのが、「シャークリバー」!!(^^)!

グレイリーフシャークの群れ、おそらく200匹以上、いや、もっといたかも?!

尖端付近の下げ側から上げ側へ、川のように移動していきました!!(FBに動画あり!)


ダイブ後にまたなんと超激レア!!Σ(゚Д゚)

帰り際にニュードロップオフの近くで、沖出しをしたツノダシ群が水面を逃げまわり、それをたくさんのサメが追い掛け水飛沫をあげて捕食をしていました!!Σ(゚Д゚)

1匹、また1匹と食べられ。。。( ;∀;) (FBに動画あり)


そう考えると、ツノダシは一生に一度の命懸けの産卵なのかもしれません。

自然は過酷です。


ありがとうございました。

Tetsu


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