8日間。

1月12日（木）　



1月5日～12日までの8日間、撮影ボートの担当をさせていただいていました。
本日無事終了！



今までのダイビング人生で最も水中にいる時間の長い8日間だった気がします。笑


5日：朝から夕方まで3ダイブ
6日：朝からサンセットまで4ダイブ
7日：朝からサンセットまで3ダイブ
8日：朝からサンセットまで3ダイブ
9日：早朝から3ダイブ＋サンセット
10日：早朝から3ダイブ＋サンセット
11日：早朝から4ダイブ
12日：早朝から2ダイブ



陸にいた記憶があまり無い。。。




ダイビングスタイルも通常とは全く異なります。
ピンポイントでエントリーして最高の瞬間を狙う。
ダイブタイムも長めです。


今回ほどナイトロックスの効果を実感したことはないですね。
本当にナイトロックス様様でした。




撮影と言っても番組とかではありません。
映像資料の収集と今後の企画立案のための取材・・・、といった感じですかね。
そのため狙いは多岐に渡りました。
水中にいた全ての時間を撮影のために。







ツノダシの群れはもちろんのこと、今回は産卵を狙ってました。
結局、なんと最悪のタイミングで産卵されてしまい、潮見中の自分だけ下から上がってきたツノダシを目の前で見てしまうという・・・。カメラマンさん間に合わず。。。最悪。。。
今回最も悔しいことでした。

スダレチョウチョウウオも安定のピヨピヨ感。

グレイリーフシャークはえげつない数いてました。

バラフエダイは過去最高レベルの個体数！！
下の写真の真ん中の帯状の部分、全部バラフエダイです。

近付くとこんな感じ。
これが僕らを囲むようにリング状になっていました。
軽く万単位のバラフエダイ。

もちろん産卵もド迫力！
3日目が最も激しくしかもほぼ貸切！！
最高でした＾＾

産卵された卵を食べまくるウメイロモドキ。

今回のバラフエ産卵。
本当に凄かったです。

主役のバラフエダイが数万匹。
卵を狙うマダラタルミだけでも1000匹はいたと思います。
さらに無数のクマザサハナムロとウメイロモドキ。
そしてバラフエダイが今まさに産み落とした受精卵たち。


ふと、水中で思ったのですが・・・。
今、目の前に数え切れないほどの命があるんだなぁ、と。
ちょっと身震いするほどの体験でした。


産卵後のシャークシティは完全なホワイトアウト。
水深０ｍから２０ｍまで真っ白で何も見えません。
その中で蠢く無数の魚たち。


見えなかったけどきっと下にはブルシャークとかも来ていたんだろうな。
ついでにミヤコテングハギも大群で泳ぎ回っていて、もの凄い1本になりました。




早朝から3本潜って、帰ってきた後は一度お送りして夕方ピックアップアゲイン。
桟橋サンセット潜ってきました。
ニシキテグリの産卵狙ってたのですが、3日目に突然のイワシ襲来。
超大群で押し寄せてきました。
10分くらいイワシの群れの中。
全身にイワシがぶつかってくるし、サーフパンツの中入ってくるし・・・。
イワシ痛いです。

なんか、地元北海道の猛吹雪を思い出しました。笑



そんな撮影も今日で終わり。
最後の安全停止中にシイラの群れが遊びに来てくれました。
こんな間近で見たの初めてかも。

明日お休み頂いて明後日からまた海ログ書いていきますね！
ありがとうございました。





Akira