2022年11月25日金曜日

新月前の水中物語。

 まいどです〜!


昨日はサンクスギビングデイ!アメリカではクリスマスの次に大きな祝日なのでパラオでもお祭りムードです!クリスマスの飾り付けも始まっていてWCTCには大きなツリーが飾られていますよ(^^)


ちょうど日本は勤労感謝の日があったのと、台湾とパラオのフライトが再開したので今週はお客様がたくさんいらっしゃいました(^^)


リピーターさんや初めましてのお客様、ローカルの皆様、改めて皆様に支えられているなぁと実感しております。コロナ禍で会えなかった分、再会できたのは感動的でした!


ちょうど新月前の潮回りだった今週はカンムリブダイの産卵やマンタの捕食で水中はとても賑やかでした!


カンムリブダイはいつもより遅い時間での産卵開始でしたが開始早々にブルシャークが登場!そしてカマストガリザメも!

最後はグラスランドのステーションでマンタがクリーニングするという贅沢ダイビングでした!それが1つのポイントで起こってるって、、やっぱりすごい海です!




新月前といえばキヘリモンガラたちも産卵のタイミングで、ウーロンチャネルの中はキヘリモンガラだらけ。足の踏み場がないほどに砂地はキヘリーランドでした(^_^;)

キヘリモンガラは新月前になると砂地にすり鉢状の大きな穴を作ります。そしてその真ん中には石などの瓦礫をせっせと口で運んできていい感じの産卵床をこしらえ、そこに卵を産みつけます。キヘリの卵は1日で孵化するらしく、朝産みつけたら夕方には孵化しているそうです。なのでその間、メスは必死で卵を守ります!

ダイバーであろうが魚であろうが卵に近づくものにはものすごい剣幕で威嚇してきます!

あの鋭い歯でダイバーならフィンをかじられたり頭をかじられる、なんてこともあって本当に危険なヤツです。

ですが卵を守るのに必死で、別の魚を撃退している間にまた別の魚に卵を食べられているというシーンがよく見られます。涙。

今回はバラフエダイとユメウメイロたちが群れで卵を襲撃しているシーンを目撃してしまいました。これも自然の摂理ですが自然界で生き残るのは過酷なことですね。。







そんな大潮周りはマンタの捕食もアツく、外洋からのたっぷりのプランクトンを食べにジャーマンチャネルにはマンタがやってきます!

連日、5〜6枚のマンタの捕食が見られました!潮が強かったり弱かったり、色んなパターンがありますが誘い合わせたように現れるマンタたち。おいしいご飯があることをよく分かっています〜


最近は子供のマンタも居着いていて子供らしい好奇心旺盛な動きで楽しませてくれます^_^

ダイバーに興味津々で寄ってきたり急に潜降したと思ったらまた水面まで行っちゃったり、このまま元気に大きくなってほしいですね♪




これからどんどん乾期らしい海になってきます!ぜひパラオへ遊びにいらしてくださいね!





0 件のコメント:

コメントを投稿