フライト前のKago姉さん。
同じ日程で、最終日早朝希望の方がおらずボートなし・・・
と、思ったら、姉さんが
「桟橋大好きだから桟橋行こーーー!」と。
ということで、早朝桟橋2本潜ってきました。
2本目には、外洋ボートに乗船前の1本としてSanoさんも合流!
ピンクスペックルドシュリンプゴビーやラグーンシュリンプゴビー
カニハゼ、スズメダイ各種幼魚に、
マンジュウイシモチのチビチビ、インドカエルウオのチビ
ギラギラのテンジクダイ、ブルースポットカーディナルフィッシュ
等々・・・
可愛い子たちが目白押しです!
セグメンテッドブレニーは、チビチビや、求愛中の婚姻色のオス、
巣穴で卵を保育中のパパさんも!
TG4で撮影です。
いやーーー、よく撮れますねぇ。
カエルウオ科の卵は、まん丸で可愛らしいです。
目玉がキラキラ、しっかりできています!
孵化、近そうですね。
ヨウジウオ科の魚、スクリブルドパイプフィッシュ。
つがいで仲良し。
目つきが悪く見えますが、模様がそうさせているだけで
別に怒っているわけではないと思います(*´з`)
あら?一匹、色が何だか変ですね?
背中に、ピンクオレンジ色の、谷折り線が・・・
谷折り線、折り紙の谷折り線です。なんだか懐かしい( *´艸`)
のど元も、青色になっています。
これは、ヨウジウオ科の魚のオスの婚姻色の特徴です。
気付くと、3匹に増えていました(笑)
わらわらわら。
わわっ!!4匹になってる!!
ここまでくると、ちょっと気持ちが悪い気もします(;´∀`)
あれ?
オスがメスに求愛していると思ったら
オス1匹に、メス3匹??
どういうことなのかしら?
不思議に思ったのでちょっと調べてみました。
一般的な魚類についてのお話ですが・・・
メスは、産卵後、そうすぐには次の卵を産めません。
一方オスは、メスの卵に比べ、小さい精子をたくさん作ることができます。
メスは卵ができるまで繁殖行動に参加できませんから
オスの方が繁殖の機会が多いということになります。
そうすると、メスに対してオスが余るという可能性がありますし、
オスは、出来るだけ繁殖の機会を持つべく他のオスと争うことになります。
なので、魚の求愛、繁殖においては
オスが、メスへ求愛することが多いのだそうです。
しかし、ヨウジウオ科の魚では、
この逆のような事が観察されている例も少なくないといいます。
メスの行動範囲がオスに比べて広く、
求愛に関してもメスの方が積極的だという観察報告もあるようです。
この手の魚は、メスがオスの腹部や育児嚢に卵を産み付け
孵化するまでオスが守るという生態を持ちます。
スクリブルドパイプフィッシュは、オスが育児嚢を持ち、孵化まで守ります。
「カンガルーパパ」といった感じです。
孵化まで、オスが面倒を見なければならないので
その間、オスは繁殖行動に出ることはできません。
つまり、繁殖に関われるオスが、産気づいたメスに対し
不足する可能性があるのです!!
大事な自分の卵を、育てて守ってくれるオスが、不足する。
↓
オスが非常に貴重で、もてはやされる!
なので、基本的にはつがいのヨウジウオの仲間も
メスの行動範囲がオスに比べて広く、
求愛に関しても積極的なのではないかと言われているのです。
ほほーーーー。
なるほどねーーー。
これがすべて合っているわけではないかもしれませんが
つじつまがあう。納得納得。
なんだか、すっきり♪
こういうことが分かると、ちょっと面白いです(*^^*)
今日の桟橋ダイブ、2本目で合流したSanoさんより、写真を頂く予定です。
可愛い写真は、後日アップします♪
Nozomi
0 件のコメント:
コメントを投稿