2019年4月4日木曜日

体の色が変わります。

早朝ダイビングへ行ってきました!

ガイド:Chihiro Nozomi

①ジャーマンチャネル
②ニュードロップオフ
+ ジェリーフィッシュレイク



ジャーマンチャネルは、緩く下げ潮。


残念ながら本日もマンタには会えませんでしたが

オオメカマスやインドオキアジ、ギンガメアジが群れ群れです。
各種群れや、マクロでのんびり潜ります(*^^*)



群れの中でも、ホウセキキントキは
寄って撮りやすい魚の代表!!

触れちゃうほどドンくさいです。
(魚に触ってはいけません!)

白い砂地のところにいる時には白っぽく体色を変えます。




サンゴや岩などのちかくにいる時には、赤色になります。

水中では赤色は黒っぽく見えるので、
周りと同化して見えるのですね。

捕食者などから身を守るためには重要な戦略だと思われます。


時々、赤白のシマシマっぽい個体も見かけます。

「今、この色になろう。」
と思って体色を変えているのかしら?

それとも、自動的に変わるの??

仕組みを調べてみると・・・





上方から差し込む入射光を腹側の目の網膜視細胞で直接受容する。


背地からの反射光は背側の網膜視細胞で受容される。
(背地の色が白いと多くの光が反射され、暗ければ反射されない)


入射光と反射光の光量の差を判断することにより
自分のいる背地の明暗を認識する。


視覚情報を、統合し判断すると
末梢神経や内分泌系の活動を誘発し
皮膚に存在する色素胞の運動性によって体色が変化する。




ほほー!

なんだか難しそうですが

ざっくり言うと、目の網膜から受け取った情報により
自分のいる場所の明暗を判別し
自動的に体色が変わっているということ。




あくまでも感じ取っているのは明暗なので
赤や青、緑や黄色などといった色味を複雑は変えらず

白に近い非常に薄い赤、薄めの赤、濃い赤色など
といった具合にグラデーション的に色味を変えているのですね。


それだけで、水中では十分カモフラージュ効果大!
自分の身を守る上でかなり重要な能力です。

それが、自動的に。
魚ってすごいな。


感心感心。面白い!!









ニュードロップオフの、可愛い色のイソギンチャクにすむクマノミ。
可愛いもの好きなKさんに紹介しようと
今日見に行ったら・・・

ん? イソギンチャクが小さくなってる・・・!





こちらが、1週間ほど前のイソギンチャクとクマノミ。
やっぱり大きさが全然違う!!



刺激などによって、縮まっているだけなのか?
それとも、弱って小さくなってしまっているのか?

この場所は、あまりこのイソギンチャクにとって
住みやすくない場所なのかしら。

きれいで好きなだけに、心配ーーー(*´Д`)



クマノミは、体が収まり切れないので
ソワソワ落ち着きのない様子でした。可愛そう・・・。


それでも色はとっても美しく、少しはかなくも見えました。


元に戻りますように!!



カメに癒されて
サメの赤ちゃんに癒されて
ミヤケテグリの赤ちゃんに癒されて
ヨスジフエダイの群れに癒されて



のんびり癒されながら

可愛いもの綺麗なものが大好きな
Kさんの4日間が終了しました。



ほっこりほっこり。


ありがとうございました!


Nozomi

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