2017年11月3日金曜日

桟橋前サンセットダイブ

先日の、クルコン桟橋前でのサンセットダイブのログです。
写真は、Tanakaさんより頂きました!


目的は、ニシキテグリの産卵。


夕方、ワラワラと集まってくるニシキテグリ達。

いつものテグリたちのミーティング場で見ていると
狭い範囲に、笑ってしまうほどいっぱい出てきました。





第一背びれが丸いのが、メス。
顔もスマートでかわいい印象(*^^*)


何度見ても、すごい色ですねーーー!!



基本的には、オスは大きめ、メスは小さめ。

でも、小さい個体が全部メスなのかと思ったら、大間違い。
まだ若いオスも、バリバリ参戦していました!


よーく見ると・・・
第一背びれ、ちょと尖っています!!


オスは、成長すると第一背びれが、シューっと糸状に伸長します。

この子は、ヤングボーイなのです!
それでも、いっちょまえにメスにアピールしまくっていました( *´艸`)








オスが、メスをやさしく追いながらアピールします。


そのオスが気にくわないとメスは逃げ回り

パリーン。心まっぷたつ。
フラれます。



めげずに、アピールするオス。

何度かアピールされているうちに、「悪くないかも?」
まんざらでもない様子の、メス。


そして、カップルになった二匹は、寄り添うようにくっついて
中層へ浮かび上がる・・・!!





オスは、メスをヒレに乗せるようにしています。

産んだ卵に、もれずにしっかり精子をかけられるよう
ヒレをうまく使っているのです。


このオスは、右利き?
一枚目のオスも、右利き。


同じ個体でも、右の時と左の時があるのでしょうか??





狭い範囲で、あっちで、こっちで、たくさんカップル誕生、産卵。
撮影チャンス、たくさんでした(^_-)-☆


左利き。

↑段々気になってくる( *´艸`)




左利き。上の写真と同じ個体かな?



かわいいニシキテグリ。
産卵は、サンセットの時間、毎日見ることができます。

おひとり様から開催可能です。
リクエスト、お待ちしております(^^)










産卵が終わると、すっかり暗い水中。

マンジュウイシモチも、夜っぽい色合いに。


口内保育中のパパさんです。


テンジクダイの中では、マンジュウイシモチは丸い体で
口内保育がわかりにくい方かも知れませんね。

よく見ると、アゴが膨らんでいます。



意外と、マンジュウイシモチの口内保育を見たことがない方は多いのでは?


口内保育中の大きなマンジュウイシモチは、
割合サンゴの間などに隠れてしまっていることも多いのです。


クルコンの桟橋前では、コンスタントにみられます。






口の隙間から見える、卵。
まだピンク色。新しい卵です。


だんだん、目玉ができてきて、1週間ほどで、孵化します。
孵化寸前には、口の中に無数の目がキラキラして見えますよ。

ちょっと、ホラーチック(笑)





以上、先日のサンセット桟橋ダイブでした(^^)/


早朝桟橋ダイブログへ続きます!



Nozomi

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