2018年7月9日月曜日

サンゴのお話

風が・・・弱まりません!!(´Д`)

昨日までの予報では、そろそろ弱くなるはずだったのですが
昨晩。なんだか、やたら強い雨風。

今朝になって、予報をチェックしてみると・・・


あと数日間は、一向に風が全然弱くならない!!

という、悪い方に変わっていました(ノД`)・゜・。

ガーン!!ガーン!ガーーーーーン!!!



自然のことですもの。仕方がないです。
そんなときも、元気に楽しく遊びましょう!!


①ゲロンインサイド
②ゲロンアウトサイド
③ジャーマンチャネル



ここ最近、ゲロンインサイドのハードコーラルが
増えて、大きくなってきていると感じています。


数年前(5,6年前くらいかしら?)の台風で、壊滅的な被害を受けた東側。
以前、めちゃくちゃ美しかったサンゴの景色は見る影もなくなり

あんなにカラフルでキラキラしていたゲロンが
急に色味がなくなり、どんより灰色に見えたのを思い出します。

あの時、すごく悲しい気持ちだったな。


それでも、お星さまのような小さなサンゴの赤ちゃんが、
たくさん岩肌に付着しているのを見かけて、嬉しくなったものでした。


サンゴが育つには、長い年月がかかります。

パラオは条件が揃っていて、サンゴの発育が早いらしい。

それでも、20年。

20年もすれば、また以前のような美しいサンゴ畑の景色が見られる。
と言われています。



現在。

少しずつ、順調に成長しているサンゴ。
サンゴについているスズメダイたちも、種類も数も豊富になっています(*^^*)


20年後。

ウーロン、ゲロン、その変化を見に潜りましょう!

20年後って・・・私、一体いくつだ??(笑)






ゲロンアウトサイドでは、大きなカンムリブダイの団体さん。
大きいので迫力があります!2m近くありそうな個体も!!
数も多かった!!何十匹でしょうか??


カンムリブダイ達は、食事をしながら、うんちをしながら、大行進。

食べたり、出したり、忙しいです(笑)


カンムリブダイはサンゴを食べます。
サンゴを食べているため、うんちは砂のようなものです。


まさに、砂ぼこりを上げながら走るバッファローのよう。
バッファローフィッシュとも言われる所以です。




カンムリブダイは、大きな体を維持するために
栄養分の少ないサンゴを大量に食べなければなりません。
一日5キロとも言われています。

え・・・?サンゴ、大丈夫?

心配になりますよね。それが、大丈夫なのです。



カンムリブダイが食べるのは、大きく育ったサンゴ。
強い種類のサンゴは大きく成長し、他のサンゴの成長を妨げます。

すると、強い同じ種類のサンゴだけがどんどん育ち
サンゴの多様性がなくなってしまうのです。


強いサンゴは、今のその環境では強いとはいえ
何らかの環境の変化で、急に弱くなることだって考えられます。

同じ種類しかない場合、絶滅してしまう可能性だってあります。


多様性があることは、サンゴという種の絶滅を防ぐという意味もあるのです。



更に、魚によっては好きなサンゴも違ったりしますからね。
色々なサンゴがあるということは、色々な魚も棲めるということ。


パラオの、種類豊富なカラフルで美しいサンゴ礁と、豊富な魚の海は
カンムリブダイ達によっても、作られているのです!!


カンムリさん、ありがとうございます(*^^*)






今日の、マダラチビエイ with ミスター。


マダラトビエイ、ちっちゃ!!(右上です)
尾が切れていて、なんだかアンバランス(笑)


顔は、しっかりマダラトビエイ。
しゃくれで目がコワイ、ブサイクちゃんです( *´艸`)



ゲロンアウトサイドは、いい上げ潮。

後半は魚がいっぱいでした!!
マダラタルミ、ギンガメアジ、バラフエダイがぐっちゃり群れ群れ!


グレイリーフシャークもブンブン行き交い

ラストは、大きなヤマアラシエイ。






ジャーマンチャネルでは、ゆっくりは見られなかったものの
マンタ、なんとか会えました(;´∀`)



あしたは何に会えるかな?



今日も一日、ありがとうございました!!



Nozomi


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