2013年2月13日水曜日

マンタトルネード

2月13日(水)

1本目はジャーマンチャネル。
1ヶ月潜りっぱなしのお客様が今日で最終日だったので
マンツーマンで潜らさせていただきました。

しかし、エントリーした時にはすでに下げ潮。。。
濁ってます。

とりあえずステーションに向かうも気配なし。
先に入っていた他チームのガイドさんからも「見た情報」なし。。。

いつもなら下げ潮の時はステーションより先は流れが強くなるので行きたくありませんが、
今日のお客様はパラオの海をガンガン潜られている方。
さらにマンツーマンということで様子を見ながら砂地のほうへ・・・
流れはありますが問題なさそうなのでさらに進みます。

砂地の少し深場で小物を探し、水深を上げていると・・・
真上をマンタが通過!
さらにさらに2枚のマンタが続きます。
3枚の綺麗なマンタトレイン。

さらには少し遅れてもう1枚も続きます。
その1枚も遅れを取り戻すようにトレインに合流。
計4枚の見事なマンタトレインが真上を通過していきます。

そして、ショーは始まりました。
先頭のマンタが急にぐるぐると回り始めるとそれを追って後ろの3枚もぐるぐる。
一糸乱れぬ舞。
ギンガメアジやバラクーダのようなトルネード。
4枚だけでも、体の大きさ、動きの揃いっぷり、何よりも近さから、大迫力の光景。
捕食やクリーニングの時とは全く違うマンタの素顔が見れました。
何をしていたのかは分かりませんでしたが、
すごく、すごく楽しそうで何より4枚がとても仲良さそうに見えました。

ガイドをしていると魚の生態を知りたいと思うことが多いのですが
今回はなんとなく知らなくてもいい気がしました。
ただ目の前で4枚のマンタが楽しそうに舞っている。
それだけで十分でした。

一度ステーションに行ったマンタたちは再び砂地に戻り乱舞。
トレインで僕らの真横を通ったり、目の前で舞ってくれたり。
深場へと消えていくまで終始楽しませてくれました。
マンタがいなくなるとともに下げの流れもどんどん強くなってきたので
僕らも浮上。

2本目はブルーコーナーに行ってます。
前に見つけたハダカハオコゼのペアのところに行ってみましたが
小さいほうの個体しか見つけられず。。。
隠れていたのか、すでに破局していたのか。。。

風が強めなのが気がかりですが、海の中は変わらず楽しいですね。
ありがとうございました。

Akira

 

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