桟橋ラストは、育メン。
1枚目の写真以外、シンちゃんより頂きました(^^)/
魚の世界では、おおまかに
放精放卵タイプと卵産み付けタイプ、卵受け渡しタイプがありますが
放精放卵タイプ以外において、
メスが産んだ卵を孵化するまでオスが面倒見るものがほとんどです。
ニードルスパインコーラルゴビー。
第一背びれが針のように伸長する、パラ固有のハゼです。
オスがサンゴの一部をガジガジかじり取って、
メスが卵を産み付けやすくします。
そして、メスが産んだ卵に放精して、孵化まで面倒を見ます。
白い粒々が卵です。
まだ新しく、目玉ができていないようです。
数日すると、目玉が出来て、銀色にキラキラ光って見えますよ。
卵の傍で、ヒレでパタパタ、新鮮なお水がいきわたる様にします。
ニードルスパインコーラルゴビーは、シャイで
すぐにサンゴの間に隠れてしまいますが
育児中は卵のそばにいるので観察しやすいです(^^)
キイロサンゴハゼも同じように見られますよ。
小さな穴から顔を出していたのは、カエルウオの仲間
セグメンテッドブレニー。
今朝も、オスが顔だけ真っ黒の婚姻色になっているのを見かけました。
メスへの求愛、卵産みつけと放精中は、婚姻色になります。
巣穴に誘い込んで、メスが巣穴を気に入って卵の産み付けをすると
オスは放精してから、孵化まで単独で卵をお世話。
やはり、ヒレを動かしてゴミを払い、新鮮なお水がいきわたる様にケアします。
粒々が卵です。奥にもびっしり!!
ニードルスパインコーラルゴビーの後に見ると
セグメンテッドブレニーの体は小さいのに、卵がやたら大きいですよね。
気になったのが、手前の卵は目玉がない。
奥にびっしりの卵には、目玉が出来ていてキラキラして見えました。
はじめは、別のメスが新たに巣穴に卵を産み付けたのかなと思ったのですが
それにしては、目のついていない卵の数は少な目で・・・
もしかして、入り口に近い一部分の卵は受精しなかったのか?
それとも、ケアがいきわたらなかったのか?
真相は分かりません・・・。
どうなんでしょう。
孵化まで、もう少し頑張ってね、パパさん。
他に、育メンは、マンジュウイシモチなどテンジクダイの口内保育
(孵化まで1週間ほど)
カワハギ類(産み付けから孵化まで1,2日とあっという間です)
など、観察可能です(^^)/
ナカモトイロワケハゼspの産卵~卵の観察、孵化観察も
只今くわだてております。。。
楽しみ楽しみ!!
繁殖活動の観察も、経過を追って可能なのも、
いつでも潜れる、庭のような桟橋ならではです。
お店の前なので、お一人様からご案内可能です。
じっくりカメラの練習、
スズメダイ祭、ハゼ祭、幼魚祭、
育メンや、ニシキテグリ放精放卵などの繁殖活動観察などなど
楽しみ方盛りだくさんの桟橋ダイブ。
外洋へ出る前の0本目、
外洋から帰ってからの4本目
サンセット~ナイトダイブなどなど。
リクエスト、お待ちしております(´艸`*)
Nozomi
0 件のコメント:
コメントを投稿